35歳未満でNIPT(新型出生前診断)を受ける方法は?注意点は?

2020年6月8日

「高齢出産(35歳以上)の方のみを対象にします。」

NIPTを受けようと考えているが、この条件に悩んでいる、35歳未満の方はいらっしゃいませんか?

NIPT(新型出生前診断)は精度が高く、かつ流産や破水などのリスクもない両立した検査であり、希望者が急増している出生前診断です。

検査を受けたいと思っても年齢制限に阻まれて受診を諦めようかと考えていませんか。実は35歳未満でもNIPTを受けることができます。

この記事では、35歳未満の方がNIPTを受診する方法や、35歳未満でNIPTを受ける際の注意点などをご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

35歳未満の方のNIPT事情とは

「高齢出産の方限定」「35歳以上の妊婦さん限定」は日本産科婦人科学会の基準である、ということは聞いたことがあるかもしれません。

指針上ではNIPTを受けることができない

指針の内容をわかりやすく説明します。

NIPTに年齢制限を設けている理由として、日本産科婦人科学会は以下のように述べています。

本検査を行う対象は客観的な理由を有する妊婦に限るべきである。不特定多数の妊婦を対象としたマススクリーニングとして NIPTを行うのは厳に慎むべきである。

※引用
母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針

客観的理由を有する妊婦とは、以下のいずれかに該当する方を指します。

  1. 胎児超音波検査・母体血清マーカー検査などで染色体異常の可能性を指摘された妊婦
  2. 染色体の数的異常をもつ子を妊娠した経験がある妊婦
  3. 両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有している
  4. 高年齢の妊婦

高年齢の妊婦とは、35歳以上の妊婦さんのことです。

年齢が高くなるほど、卵子が老化し、染色体異常が起きやすくなり、35歳を境に染色体異常の可能性が高まります。

そのため、35歳という年齢は、客観的な理由があると判断されています。

反対に、卵子が若く、染色体異常の可能性が認められない妊婦さんは、検査を受ける客観的理由がないとみなされ、NIPTを受けることができません。

35歳未満の方は他の出生前診断を受けるしかない

指針上で制限されているのは、NIPT(新型出生前診断)のみです。

羊水検査・絨毛検査・母体血清マーカー検査・胎児ドッグ・コンバインド検査といった、他の出生前診断は受けることができます。

しかし、他の出生前診断はNIPTに比べてデメリットもあります。

  • 羊水検査/絨毛検査:お腹や膣に針をさして検査を行う。流産や破水といった重大なリスクがあり、最悪の場合母子ともに亡くなってしまう可能性も
  • 母体血清マーカー検査/胎児ドッグ/コンバインド検査:採血のみで検査ができるので流産や破水といった重大なリスクはない。しかし検査精度が低く、検査結果は確率で表示される

繰り返しになりますが、NIPTは検査精度が高く、安全な検査です。

このような画期的な出生前診断が開発されているにも関わらず、35歳未満の妊婦さんは、重大なリスクのある出生前診断か、精度の低い出生前診断を選ばざるを得ないのが、日本の現状です。

35歳未満でもNIPTを受けられる

35歳未満の方でも、NIPT(新型出生前診断)を実施している施設があります。認可外の施設、いわゆる「無認可施設」です。

認可・無認可を決めているのはあくまで民間の日産婦。法的拘束力はありません。

年齢制限以外にも、1度の来院で検査を可能にしたり、紹介状なしでも検査ができたりと、妊婦さんの負担を出来るだけ小さくできるように検査を行なっています。

しかし、無認可施設で検査を受ける場合には注意するべき点もあります。

注意点①NIPTを行う医師は専門外の医師の可能性

NIPTは、採取した血液を検査会社に送り、詳しく検査をします。

つまり、採血さえできれば医師の専門は関係なく、誰でも実施できるのです。

無認可施設の多くは、美容外科医・内科医・歯科医など、専門外の医師が監修しているケースがほとんどです。

注意点②カウンセリングがほとんどない

夫婦そろっての遺伝カウンセリングがありません。夫婦揃って平日に有休を取る必要がなく、日程調整が簡単にできます。

しかし、NIPTの意義や、NIPTでわかる染色体異常についてなど、医師からの説明は一切ないという施設も。

不安に思うことがあれば事前に調べたり、遺伝カウンセリングだけ他の施設で受診しておきましょう。

注意点③羊水検査は他院で実施

NIPTは結果によって解釈の仕方を変える検査です。

  1. 陰性の場合:陰性的中率は約99.9%。ほとんど安心して問題ない
  2. 陽性の場合:陽性的中率は約80%。染色体異常がない可能性もある

陽性の場合は、染色体異常がない可能性もあるため、基本的には確定診断と呼ばれる羊水検査・絨毛検査を受ける必要があります。

しかしこれらの検査は美容外科医や内科医などの専門外の医師は実施できません。他の施設を再度予約する必要があります。

陽性の結果を受け取り混乱している中、次の行動を起こさなければいけないのは、精神的にも肉体的にも大きな負担になる恐れがあります。

35歳未満の方におすすめのNIPT実施病院

35歳未満の方には、八重洲セムクリニックがおすすめです。

八重洲セムクリニックは日本で唯一、産婦人科医が年齢制限なしでNIPTを実施しているクリニックです。

NIPTについての集団カウンセリングを実施しており、不安なことがあれば専門医に相談することができます。

また、陽性時も、同じ病院で羊水検査を無料で受けられるので負担も小さくできます。

このような産婦人科医ならではのサポートが評価され、なんと実績は約7,000件以上。(※電話にて確認)

実績が多いということは、陽性の妊婦さん含めて多くの症例に携わってきているということ。もしもの時も安心して検査を受けることができます。

関西にお住いの場合は、同じく産婦人科医が検査をしている奥野病院もおすすめです。

35歳未満の方でNIPTを受ける方法・注意点まとめ

ポイント
  1. 35歳未満の方でもNIPTを受けることができる
  2. 妊婦さんへの身体的・精神的フォローが少ない可能性もある
  3. 病院選びは慎重に。おすすめは「八重洲セムクリニック」

いかがでしたか?

指針上は、35歳未満の方は他の出生前診断しか受検できませんが、認可外の施設であればNIPTを受ける方法もあります。

認可外の施設で検査を受ける場合、フォローが少ない施設もあります。

一方で、八重洲セムクリニックのように、35歳未満でも認可施設のようなサポートを受けられる施設も。

認可施設だからいい、無認可施設だから悪いではなく、病院ごとに比較することが大切です。

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