NIPTで性別判定はできる?できない?性別判定を実施しているおすすめ病院も紹介!

2020年6月8日

「NIPTで性別判定はできません」

「当院では性別判定も行なっています。」

NIPTで性別を検査できるのか。ネットで検索しても二つの情報が交錯しており、本当はどちらなのかわからないと、悩んでいる方もいらしゃるのではないでしょうか。

結論から申し上げますと性別判定は可能ですが、性別判定を行なっている病院は限られています。

このページでは、性別判定が可能な病院とそうでない病院の見分け方と、性別判定を行なっている病院の中でもおすすめの病院をご紹介します。

NIPTを受けるなら、性別も一緒に知りたい!という方はぜひ、最後までご覧ください。

NIPTとは

NIPT(新型出生前診断)とは、採血のみで赤ちゃんの染色体異常を確認することができる検査です。

母体の血液内に含まれている、胎児由来のDNAを「次世代シークエンサー」と呼ばれる特殊な機械に通して確認します。

日本でNIPTが開始されてからたった5年しか経っていないにも関わらず、全出生前診断のうち、4分の1を占めるほど人気の検査です。

なぜ、多くの妊婦さんはNIPTを選ぶのか。

その理由は3つあります。

①精度が99.9%とかなり高い

出生前診断を受けても、「結果が外れる可能性がある」となると結果の信用性が薄いですよね。

NIPTは染色体異常がない赤ちゃんを、陰性と判断する「特異度」と呼ばれる検査精度が99.9%あります。

今までの出生前診断では、コンバインド検査が83%・母体血清マーカー検査(クアトロマーカー検査)が80%など、検査精度が低い検査を受ける妊婦さんも多くいました。

様々な要因で変化する項目を基準に検査を行なっていたため、正しく検査をすることができなかったのです。

しかし、検査精度が高いとはいえ、染色体異常のある赤ちゃんを陽性と判断する「感度」と呼ばれる検査精度は99.9%よりも劣る可能性があります。

そのため、「陰性の場合はほとんど安心できるが、陽性の場合は羊水検査で診断を確定させる必要がある」ことを覚えておいてください。

※参考
出生前診断の種類|新型出生前診断(NIPT)のGeneTech株式会社
(最終閲覧2019年11月29日)

②流産や母体へのリスクがほとんどない

出生前診断はリスクがあることをご存知ですか?

従来検査の中でも、羊水検査と絨毛検査の検査精度は、ほぼ100%と言われるほど高いです。

しかし、これらの検査はお腹に針を刺す必要があるため、約100分の1〜300分の1の割合で流産のリスクや、破水の可能性があります。

一方、NIPTは20mlの母体血を採取するだけなので、ほとんどリスクはありません。

あるとしても、採血によるものだけなので、今までに採血によって気分が悪くなったことがなければ特に問題ありません。

母子ともリスクを負うことなく、検査精度の高い検査を受けられる。これがNIPTの最大の特徴であると言えるでしょう。

※参考
出生前診断の種類|新型出生前診断(NIPT)のGeneTech株式会社
(最終閲覧2019年11月29日)

③妊娠10週目から検査ができる

NIPTのメリットはこれだけではありません。

妊娠10週目と、かなり早い段階で検査を受けることができます。

従来の検査では、早くて11週目。検査時期が遅いものに関しては15週〜18週に受ける検査もあります。

法律で人工妊娠中絶を受けられる時期は21週までと決められています。

検査結果が分かるまでにかかる時間や、検査の予約をする時間などを考えると、とにかく早めに検査を受けましょう。

NIPTで性別判定はできる?できない?

技術上、NIPTで性別判定が可能です。

実際に、アメリカやイギリスなどの検査会社では一般的に性別判定を行なっています。

妊婦健診の超音波検査で、男の子か女の子か教えてもらえるのと同じですね。

しかし、日本では性別判定ができる施設とできない施設があります。

性別判定ができると思ってNIPTを受けたのに、検査施設に行ってから性別判定はできないと言われるのは避けたいですよね。

この章では、性別判定ができる施設とできない施設の違いは何か、それぞれの施設の特徴をお伝えしながら、受検を検討している病院で、性別判定ができるのできないのかを見分ける方法をご紹介します。

性別判定ができない施設の特徴

性別判定ができないのは、日本産科婦人科学会の認定を受けた認可施設です。

NIPTは簡便な検査であるため、「妊婦が十分な理解を持たずに検査が行われる可能性があること」「検査結果の意義を誤認する可能性があること」懸念し、日産婦は認定制度を策定しました。

認定施設では、臨床遺伝専門医・産婦人科専門医・小児科専門医など、NIPTに詳しい医師がNIPTを担当してたり、全員が遺伝カウンセリングを受けられるので安心して検査を受けることができます。

しかし、性別判定を行なっていない以外にも、検査項目が3つのトリソミーのみに限定されていたり、以下のような検査を受けるための厳しい条件を設けておりますので、ご注意ください。

  • 35歳以上の妊婦など染色体異常の発生可能性が高いとされる方
  • 採血の前後に遺伝カウンセリングを計2回受診できること
  • 夫婦同伴で遺伝カウンセリングを受けることができる方
  • かかりつけの産婦人科医が紹介状を書き、FAXで送付すること
  • 採血を実施する医療機関で分娩予定の方
  • 採血を実施する医療機関で産婦人科外来を受診すること
  • 採血を実施する医療機関で遺伝学級に参加すること

※参考:
母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針
NIPTについて|千葉大学医学部附属病院 遺伝子診療部
遺伝カウンセリング 産科 | 公益財団法人聖バルナバ病院
周産期遺伝相談外来 | 産婦人科 | 診療科のご案内 | 愛育クリニック
(最終閲覧2019年10月10日)

検査を受ける条件に関しては、満たしていないと検査を受けることすらできません。

認可施設での検査を検討される場合は、注意しましょう。

性別検査ができる施設の特徴

日本産科婦人科学会の認可を受けていない、いわゆる無認可クリニックでは性別検査が可能です。

無認可クリニックは以下のような点が特徴です。

検査を受けるために厳しい条件がない

→年齢制限・来院回数・夫婦での来院義務・紹介状の提出義務などがない

検査項目が豊富

→全染色体・微小欠失症候群・性別判定なども検査項目に含まれていている

検査費用が安い

→検査項目によって異なるが、約12万円〜22万円ほどで検査が可能

検査結果の返却が早い

→認可施設の場合は2週間ほどかかるが、無認可施設では約6日〜14日

しかし、検査を担当している医師は美容外科医や皮膚科医など専門外の医師であることがほとんどです。

クリニック選びは慎重に行いましょう。

性別判定が可能か見極めるポイント!

  • 検査を受けるために厳しい条件があるか
  • 検査項目は限られているか

NIPTで性別判定ができるおすすめ病院

性別判定ができるおすすめのクリニックをご紹介します。

病院ごとに様々な特徴がありますので、どの病院でNIPTを受けるべきかしっかり吟味してみてください。

八重洲セムクリニック

検査項目/費用 基本検査:196,000円
(21トリソミー/ダウン症候群・18トリソミー/エドワーズ症候群・13トリソミー/パトー症候群・性別)

全染色体検査:220,000円
(基本検査+全染色体+性染色体異常)
全染色体+微小欠失検査:230,000円
(全染色体+微小欠失症候群)
陽性時のサポート 羊水検査の実施:有
羊水検査費用:無料(病院全額負担)
検査精度/検査会社 99.99%
ベリナタヘルス社
検査実績/医師の専門 約7,000件以上
産婦人科
アクセス/住所/電話番号 東京都中央区京橋2-6-16 エターナルビル4F
JR線 東京駅八重洲中央口徒歩 8分
東京メトロ線 京橋駅6番出口徒歩 1分
0120-011-073

八重洲セムクリニックは、検査実績7,000件を超える産婦人科医が、日本で唯一、年齢制限なしのNIPTを提供しているクリニックです。

もちろん、年齢制限以外の夫婦での来院義務や、複数回の来院、などの厳しい条件はありません。

特徴は、「産婦人科医がアフターフォローまで一貫して提供している点」です。

国内の年齢制限を設けていないNIPT実施施設で唯一、同院で、かつ無料で陽性検査を提供しています。

何か不安なことがあればカウンセリング時に相談することもできるのも、嬉しいポイントです。

認可施設の良さと、無認可施設の良さを両方求めたい!という方におすすめのクリニックです。

東京エバーグリーンクリニック

検査項目/費用 基本検査:150,000円
(21トリソミー/ダウン症候群・18トリソミー/エドワーズ症候群・13トリソミー/パトー症候群・性別)

全染色体検査:150,000円
(基本検査+性染色体検査)

全染色体+微小欠失検査:200,000円
(全染色体+微小欠失症候群)

陽性時のサポート 羊水検査の実施:無
羊水検査費用:無料(病院全額負担)
検査精度/検査会社 99.98%
Yourgene Helth社
検査実績/医師の専門 月70件
心臓血管外科医
検査実施日 月、金、土、隔週日曜
アクセス/住所/電話番号 〒104-0031 東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル13F
東京駅から徒歩3分

エバーグリーンクリニックは、心臓血管外科の先生が院長を務めており、普段は点滴治療などを行っているクリニックです。

月に70件ほど年齢制限のない新型出生前診断を実施しており、スタッフさんの雰囲気がいいと評判のようです。

NIPTについてたくさん調べました。
他のクリニックよりも雰囲気がよく、丁寧に説明してくれたのでこちらに決めました。
※出典元:
東京エバーグリーンクリニック – Google マップ

陽性時、羊水検査などのサポートはありませんが、きれいな院内で雰囲気の良いクリニックで新型出生前診断をうけたいという方にはおすすめです。

エバーグリーンクリニックの予約はこちら!

神宮外苑ミネルバクリニック

検査項目/費用 基本検査:160,000円
(21トリソミー/ダウン症候群・18トリソミー/エドワーズ症候群・13トリソミー/パトー症候群・性別)
全染色体検査:180,000円
(基本検査+全染色体)
全染色体+微小欠失検査:190,000円
(全染色体+微小欠失症候群)
陽性時のサポート 羊水検査の実施:無
羊水検査費用:15万円を上限(互助会費別途必須)
検査精度/検査会社 99.99%
ベリナタヘルス社
検査実績/医師の専門 検査実績:公表なし
内科・遺伝専門医
検査実施日 平日、土日、祝日
アクセス/住所/電話番号 〒107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階
東京メトロ銀座線「外苑前駅」3番出口から徒歩2分
東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目駅」から徒歩9分
東京メトロ銀座線・半蔵門線「表参道駅」から徒歩11分

ミネルバクリニックは、臨床遺伝専門医がNIPTを提供しています。

臨床遺伝専門医制度委員会によると、臨床遺伝専門医とは、遺伝学について、広範な専門知識を持ちあわせ、遺伝カウンセリング実施できる医師のことです。

検査項目などの基本的な説明だけでなく、自分で意思決定ができるよう精神的なサポートをするのが、遺伝カウンセリングです。

しかし、ミネルバクリニックの口コミは非常に賛否両論です。

院長先生ご自身が時間をとってしっかりと説明してくださいました。
良い先生に出会えて私をはじめ家族一同とても感謝しています。
※出典元
神宮外苑ミネルバクリニック – Google マップ

最悪です。態度が酷い。
医者側に非があるにも関わらず、なぜか説教をされ、「あなたには常識がない」と言われました。
挙げ句には「神様が~」とか言いはじめ呆れかえりました。
※出典元
神宮外苑ミネルバクリニック – Google マップ

口コミにも書かれていましたが、先生自身が強い意思をもって新型出生前診断を提供しています。

そのため、先生とは相性がありそうです。

私も、お電話で検査実績について質問した際、「検査実績なんて知ってどうやって本当か嘘か見極めるんですか?皆ばれないから嘘を書くんです。」と言われました。

ミネルバクリニックで検査を受けられる場合は、自分なりの意見をしっかりと持ち、毅然とした対応が求められそうです。

ミネルバクリニック予約はこちら!

ヒロクリニック

検査項目/費用 13,18,21染色体:120,000円
13,18,21,性染色体,性別:145,000円
全染色体:170,000円
13,18,21,性染色体,性別+微小欠失症候群:170,000円
全染色体+微小欠失症候群:180,000円
互助会費:3,000円
陽性時のサポート 羊水検査の実施:無
羊水検査費用:20万円まで負担※互助会費を払った場合のみ
検査精度/検査会社 99.9%
べリナタヘルス社
検査実績/医師の専門 公表なし
皮膚科医
アクセス/住所/電話番号 〒332-0017 埼玉県川口市栄町3丁目11-27

JR川口駅より徒歩3分

0120-915-967

ヒロクリニックの特徴は結果の返却がとても早い点です。

採血してから、平均6.1日で結果を受け取ることができます。採血後7日で89.7%、10日で99%の結果を受け取ることができます。

また、検査費用を改訂し、120,000円〜と比較的安く検査を受けることができます。

しかし、こちらの検査費用は性別検査などは含まれておらず、検査項目がかなり限られているものです。

カウンセリングや、微小欠失検査費用、検査結果原本の費用などは別途費用がかかりますのでご注意ください。

ヒロクリニックの予約はこちら!

奥野病院

検査項目/費用 基本検査:196,000円
(21トリソミー/ダウン症候群・18トリソミー/エドワーズ症候群・13トリソミー/パトー症候群・性別)

全染色体検査:220,000円
(基本検査+全染色体+性染色体異常)
全染色体+微小欠失検査:230,000円
(全染色体+微小欠失症候群)
陽性時のサポート 羊水検査の実施:有
羊水検査費用:無料(病院全額負担)
検査精度/検査会社 99.99%
ベリナタヘルス社
検査実績/医師の専門 約7,000件以上
産婦人科
アクセス/住所/電話番号 大阪市阿倍野区天王寺町北2-31-4
JR環状線 天王寺駅徒歩10分 / 寺田町駅徒歩5分
近鉄南大阪線 河堀口駅徒歩7分
専用駐車上完備
0120-011-073

奥野病院は大阪にある老舗産婦人科クリニックです。八重洲セムクリニック同様、産婦人科医が検査を実施しています。

カウンセリング時に具体的に質問することができたり、陽性時は羊水検査を受けることができたりと、産婦人科医ならではのサポートを受けられるので安心してNIPTの受検に望めます。

西日本にお住まいの方で、NIPTを受けたいと考えている方には、奥野病院がおすすめです。

まとめ

ポイント!
  • NIPTとは「精度の高さとリスクの小ささを両立した画期的な検査」
  • NIPTは技術上性別を判定できる
  • 性別判定をできる施設は限られているので検査を予約する前に確認する

いかがでしたか?

NIPTは精度が高く、リスクが小さい新しい検査です。

しかし、採血のみでできる簡便さから、厳しい規制の対象になっています。

性別判定も、「検査の意義と異なる」として、検査項目から外していることも。

一方で、性別判定を含め、どんな検査を受けるのかは第三者ではなく、本人が決めるべきであると考えている施設もあるようです。

施設の方針によって、検査項目や、検査精度、陽性時のサポートなどは特色があります。

病院を選ぶ際は、病院の特色をしっかり比較して慎重に決定されることをおすすめします。

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